こんにちは、伊藤あずき(@Hazuki_028)です!
実は我が家は息子も娘も虫歯で治療の経験をしています。
息子はもう大人しく歯医者で治療を受けてくれるので良いんですが、問題は娘!
実はフミは2才の時点で虫歯になってしまいまして、でも満足に会話も出来ない状態で虫歯の治療なんて無理な話でして、総合病院で入院、全身麻酔での虫歯治療となりました。
今日はその時の事、話したいと思います。
娘の虫歯を発見
毎日仕上げ磨きをしている内に、ふと娘の前歯の歯と歯の間が虫歯っぽいような気がしました。
ちょうど2才検診があって歯科検診もあったので、その時に診てもらったら
と言われたので早速歯医者さんへ。
軽いノリで言われたのでこの時は歯医者さんでちゃちゃっと治るものだと思ってました。
いざ歯医者さんへ
始めに行くと、まずは助手のお姉さんのお話から始まりました。
やっぱり2才だと、きちんと治療できるようになるかってすごく微妙なところなんですって。
3才で半分くらい、4才になればほとんど問題なくなるみたいなんですが、娘は2才になったばかり(;^ω^)
正直不安しかありません。
通っている歯医者さんではトレーニングを行い、歯医者さんに慣れてから治療になるそうなんですが、そのトレーニングも回数が決まっていて、そこまでに出来なかったら総合病院に紹介、全身麻酔をして治療しますと言われて完全に目がテン。
って衝撃を受けました。
私の中で全身麻酔といえばメスを使って手術するような大掛かりな事に使うのであって、たかだか(と言っても虫歯だってなめちゃいけないものですが)虫歯の治療に全身麻酔までするの!?
と完全にパニックです。
息子も娘と同じくらいに虫歯を発見し治療したんですが、その時の歯医者さんは力ずくで抑えての治療だったんですね。
そういう風にやらないのかな?と思っていたら私の頭の中を読んだのか、
と説明されました。
う、う~ん。
確かに歯医者さんの言い分も分かります。
でも、でも、私や周りで全身麻酔を使った手術なんかをした人がいなかったんです。
局部麻酔は私も旦那も怪我した時にやっているんですが、全身麻酔に免疫のない私は「息子も押さえつけてやったけど今では嫌がることなく治療受けてるし、わざわざ全身麻酔しなくても……!」と思いましたが、そんな事を言っていても虫歯が勝手に治るわけじゃありません。
「2歳でもトレーニングで慣れて治療が出来る子もいますから」の言葉に一抹の望みをかけ、トレーニングに通う日々が始まりました!
治療に慣れるトレーニング
歯医者さんでのトレーニングは、本当に丁寧にやってもらいました。
最初は治療に使う器具の説明。
ちゃんと子供目線で分かりやす~く「これはお水が出るんだよ~」って実際にコップに水を出して、娘が興味を持てば器具を貸してくれたり、かなり親身でした。
が、結局しばらくトレーニングに通いましたが大人しく治療は出来ず、総合病院に紹介される羽目に……
いざ総合病院での診察
先生の一言で安心
最初は先生の診察と治療についてのお話でした。
先生に診てもらった結果、やっぱり虫歯の治療が必要で、全身麻酔を行うと。
分かっていたとはいえやっぱりまだ全身麻酔に抵抗があった私に諭すように、先生は説明してくれました。
「確かに虫歯治療で全身麻酔というのは抵抗があるかも知れませんが、例えばこれが心臓の手術だったら、今よりももっと小さい内から全身麻酔で手術を行う必要があります。勿論心臓の手術と虫歯の治療では必然性が全く違いますけどね。
でも今は色んな理由で大人の方でも全身麻酔で虫歯の治療をする方も多いです。
勿論きちんと娘さんの検査をして、麻酔が出来るか、きちんと確かめます。でも元々特に持病もないですし、リスクは0とは言い切れませんが殆どないと思いますよ」
しっかりと説明してもらったおかげで全身麻酔への抵抗もなくなり、安心してお願いすることが出来ました。
それと、どうせと言ってはあれですが、全身麻酔での手術なので一度に全て治療を終わらせましょうと、即治療の必要な歯以外に、虫歯になりかけの歯の治療も一緒にやってもらうことにしました。
あと虫歯ではないんですが、上の前歯と前歯の間の歯茎の上の方に筋みたいなのありますよね?
あれが娘の場合下に下がりすぎていて歯に近かったみたいで、この筋に歯ブラシが当たるとすごく痛いみたいなんです。
その筋も切って上に戻す処置も一緒にしますと言われました。
上にあげることで、歯磨きを嫌がることも少なくなるのではないかと。
ただすぐ治療が出来るわけではなく(病院のスケジュールの関係や麻酔の事前検査だと思いますが)診てもらった日から1か月以上先のお話でした。
二泊三日の手術
麻酔の事前検査も終了し、いざ手術本番です。
前日の午後から入院で、私も付き添いで一緒にいました。
全身麻酔の前は食事制限などがあり、夜9時以降は食事禁止、12時以降は飲むのも禁止でした。
これは胃の中に残っていると全身麻酔をしたときに逆流して詰まってしまうのを防ぐためだそうです。
怖いですね((( ;゚Д゚)))
まあ娘は9時前に寝てしまうし、卒乳していたので問題はありませんでしたが、まだ夜中の授乳をしている赤ちゃんが行う場合はどうするんでしょうかね??
担当の看護師さん、とっても気さくな人だったから聞いてみれば良かったな。
いざ当日は朝イチでの手術です。
部屋は歯科の診察室で、知っている場所だったから良かったですね~。
ただ何かされると察知していた娘、診察台に大人しく横になる事なんぞなく、ぎゃん泣きでした(;^_^A
でもこれも前日に担当の麻酔の先生、看護師さん、歯科の先生から
と言われていたのでみんなに抑えらていても想定内の出来事でした。
麻酔はあの、よくイメージする口にマスクを当ててのやつでしたね。
大人だと先に点滴で麻酔を入れるらしいんですが、やっぱり子供は大人しく点滴されないので、マスクが先のようです。
ぎゃーぎゃー泣いていた娘がマスクを当てられると段々声が小さくなって、ものの10秒ほどで眠ってしまいました。
そこからは私は病室で待機だったので、病室の担当看護師さんと一緒に戻りました。
「麻酔で眠る姿、少しショックだったでしょう?でも娘ちゃん頑張ってますからね」
と言われて
とビックリしました。
何でなのかよく分からないんですが、泣きながら麻酔で眠りについた娘を見てショックを受けてしまったんですよ。
あれは何だったのか、今でも分かりません(;^_^A
治療無事完了!
予定よりも早く終わり、麻酔から覚めた娘を迎えにいきました。
副作用でどうしても不機嫌になったり吐いてしまう事がありますと言われていましたが、娘は麻酔から覚めて1時間くらいは少しぼーっとしていましたが、それが過ぎればいつも通りに戻っていました。
予定通り無事に完了してやっぱりほっとしましたねー。
その日はもう一日入院で、次の日の朝、先生の診察をして無事退院できましたが、本当に無事に終わって良かったです。
大変だったこと
今回の虫歯治療で大変だったことはまず、何といっても付き添いで入院しなければいけなかったので、息子のお世話です。
一応この病院では小児科の入院は個室になるので、差額ベットをお願いすれば息子もつれてくることは可能だったんですが、5歳の息子が3日間大人しく病室にいれることはないだろうと思い、予め旦那に休んでもらってずっと見てもらっていました。
個室だから面会も自由にこれたのは良かったですけどね。
あともうひとつ大変だったことが、治療から1ヶ月以内に熱や激しい咳などの症状が出た場合は治療が延期になることです。
これは麻酔の副作用が上がってしまうからだったかな、とにかく出来ないそうです。
実は娘の虫歯治療を行ったのは3月、なので2月は風邪に特に注意していたんですが、2月ってそもそも風邪やインフルエンザのシーズンですよね。
しかも息子の送り迎えで保育園に連れていくし、保育園はインフルエンザが流行っていたしヒヤヒヤでしたが、うがい手洗い、しっかりと睡眠時間をとったおかげか、風邪をひくこともなく無事治療を受けることができました。
全身麻酔での虫歯治療まとめ
全身麻酔で虫歯治療を行う時の大まかな流れをまとめると、
①近所の歯医者さんでまずは治療
(場合によっては全身麻酔でなく、笑気ガスで治療することもあるそうです ママ友談)
②麻酔科のある総合病院で診察→事前の検査
③前泊して治療開始!
こんな流れでした。
後、かなり暇だからおもちゃや本、DVDプレーヤーのある病院なら何かDVDを持って行った方がいいかも。
注意点としては、看護師さんから説明がありますが、前日の夜は時間で食事制限や水分制限があるからうっかりあげないように注意!
自分の分も見つかると欲しがっちゃうから、冷蔵庫の中とかバックの中とか見えないところに隠しておくといいね。
万が一あげちゃったときはすぐ看護師さんに言おう!
それと、フミの場合は全身麻酔だった為か虫歯治療でしたがフミの医療保険がおりました!
もしかしたら該当する場合もあるかも知れないので全身麻酔で虫歯治療をした時は担当の保険やさんに聞いてみよう!
正直助かるからね。
ちなみに現在娘は3歳、4月から元気に保育園に通う予定です。
この一連の出来事で歯の大切さに気付いたのか、以来虫歯ゼロです!
では、今日もブログに遊びに来てくれてありがとう!
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