こんにちは、伊藤あずき(@Hazuki_028)です！
相変わらず漫画を楽しんでいますが、その中でも良作発見！
その名も「
賭ケグルイ」です。
今日はこの漫画を読んだ感想を書きたいと思います♪
もくじ
ネタバレ「賭けグルイ」1巻感想
ちょっと表紙の絵がホラーちっくで、そっち系のお話かと思いましたが全く違います。
話を読んだ後ならこの表紙も分かるんだけど、初見だと若干表紙で損している感が拭えません(^^;)
名門・私立百花王学園。この学園には階級制度が存在する。生徒会を頂点とするこの学校は「ギャンブル」に支配されている。勝てば天国。負ければ地獄。ギャンブル強者は羨望、弱者は被虐のクルった学園。そんな学園に、一人の少女が転校してくる。彼女の名前は蛇喰夢子……。
つまり”学園内のギャンブル”がメインのお話っぽいですね。
ホラーも苦手じゃないけど、学園内のギャンブルがメインの設定はあんまり読んだことがないので、早速読んでみました～！
初っ端から狂ってる！文字通りギャンブルに支配された学園
物語の始めは鈴井くんという気弱な少年が語ってくれますね。
彼、ギャンブルで負けてどうも地位も底辺に落ちてしまった模様。
彼の説明曰く、この学園には政財界の有力者の子供が通う学園、将来人の上に立つことが約束されている彼らには勉強やスポーツなどよりも駆け引きや心理戦、勝負強さの方がよっぽど大事、なのでそれを鍛えるためにギャンブルが伝統として奨励されている、と。
ちょっと待て！
言いたいことは分かるよ。
確かにトップたるもの肝の強さや駆け引き力が必要ってのは分かるけど、高校生の内はお願いだから「努力・友情・勝利」のジャンプ的コース進んで？
しかもね、トップってのは勉強とかスポーツとか多分標準装備で出来てないとだろうし、学生の内はそっちを磨け。
……横道にそれました。
そんな事言い出したらこの漫画進まなくなっちゃうんだけど、ごめん、1巻だけは色々ぶっ飛んでる設定に慣れてないからツッコミ入れさせてください<(_ _)>(笑)
学園以上にギャンブルに狂った蛇喰さん登場！
そんなこんなで鈴井君、ギャンブルに負けて借金のせいかな？クラスの底辺に落ちてしまいましたが、転入生蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)ちゃんの校内案内を、クラス委員の為に行います。
蛇喰って凄い名字だけど一発で変換できるのね。
ちなみに夢子ちゃん、黒髪ロングヘアの美少女でございます。
何故か鈴井君が夢子ちゃんにデレデレしているのが癪に触っている模様のメアリちゃん。
メアリちゃんはクラスメイトで、冒頭にて鈴井君をポーカーでコテンパンに負かせた女の子です。
多分メアリちゃん、自分が中心じゃないと気が済まない系のツンデレ女子と推定。
早速放課後夢子ちゃんにギャンブルを申し込みます。
これもまた「今日帰りにマック食べに行かない～？」位気軽。
チップが1枚1万円の投票ジャンケン開始
今回メアリちゃんが提案したのが「投票ジャンケン」という賭け。
これは、
- メアリちゃんと夢子ちゃん以外のクラスメイトが一人一票ジャンケンのグーチョキパーいずれかを書いた票を投票
- 2人が投票箱からランダムに引いたジャンケンカード3枚でジャンケンをして、勝った方にチップが貰える
というもの。
どの手が来るか分からないジャンケンですね。
面白そうだけど、チップが1枚1万円というこれまたぶっ飛んだレート。
って軽く始めるメアリちゃん。
『全部で240万円分……それをジャンケンでやり取りするって狂ってる』と心の中で思う鈴井君。
うん、君の感覚が絶対正しいよ！
どーせ親の稼いだお金でしょう！
賭けるなら自分で稼げるようになってからにしなさい！！
と無粋な事を思いながらも話が気になるので読み進めます。
あっという間に負けてしまう夢子ちゃんですが、引き際を知らないのかもう一度勝負を挑みます。
引き際を知らんとえらい目に遭うよーと思いつつ要求したのがチップ1000枚。
分かりますか？つまり1000万円ですよ奥さん！！
さすがのメアリちゃんも怖気づくんですが、夢子ちゃんに「もしかして怖気づいてしまいましたか？」と、さっき自分が言った同じセリフで煽られちゃいます。
しかも夢子ちゃん現金で1000万出しちゃうし( ﾟДﾟ)
このシーン、昔「人にやさしく」というドラマで株大好き女子が800万バックからぽーんと出したシーンと重なりました。
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しかし夢子ちゃんもどんだけ金持ちなんだろう……
そして一千万全てを次のジャンケン一発に賭ける宣言、更にメアリちゃんのイカサマも見抜いていました。
結局1000万の勝負に勝った夢子ちゃん、「ギャンブルは狂っているからこそ面白い」ってのはなかなかの名言だったと思います。
……だけど夢子ちゃんが懇切丁寧に教えてくれたイカサマも私意味が分かっておりません(^^;)
鈴井君が噛んでいたことは分かるんだけど、どういう仕組みだったんだろう？？
おもちゃメーカー令嬢とダブル神経衰弱勝負
アッと今に夢子ちゃんの噂が広まり、次の日には学園を牛耳っている生徒会役員の一人、皇さんとダブル神経衰弱で勝負を持ち掛けられます。
メアリさんとは1000万の賭けだったんだから、ダブルって事で2000万賭けましょとまたとんでもない事を言い出す皇さん。
しかも、「正直2000万円なんて痛くもかゆくもない」と言い切ったよ。
それ、自分で稼げるようになってから言ってみろ(笑)
で、1回負けるんだけど、夢子ちゃんもう一回勝負に出る。
今度は自分の生爪20枚を賭けてね。
また例のごとく皇さんのイカサマを見抜いて逆に自分が勝っちゃうんだけど、またこれ不思議だったんだなあ。
このイカサマはトランプカードの裏面にこっそり何のカードか分かるマークが紛れていて、1組52枚分のカードがどれか皇さんには分かっていたから絶対勝負に勝てるわけ。
で、それを利用して夢子ちゃん初回で54枚カードを当てる神業で勝つんだけど、52枚は分かっていたから良いとして（これだけでも相当凄いが）残り1組を当てたのは偶然だったのかな？
謎が残りました。
お次の生徒会役員と「生か死か」勝負！
これは昔からある日本の、「丁半」とルーレットが混ざってるっぽい感じですね。多分
面白かったのが、これツボの中には剣が入っていて、剣の刺さり方で倍率が30倍と、マイナス30倍になる恐ろしいギャンブルなんですね。
傍から見てる分には面白いんですが(笑)
ちょっと長くなってきちゃったし端折りながらになっちゃうけど、夢子ちゃんのお相手は西洞院さん。名字からお察しの通りお公家さんの家系でしょうね。
で、夢子ちゃん天真爛漫に見せながら相手を煽る煽る(笑)
西洞院さんもよく腹の内だけで平然としてられるなあと思いましたよ。私だったらぶち切れてる(笑)
これも結局西洞院さん側がイカサマを仕組んでいて、破滅させるための煽りだったんだけど、なぜその番号に全チップを賭けたのかがよく分からない(^^;)
ここで今日最後のツッコミ入れていい？
夢子ちゃんの賭けが当たれば西洞院さんは恐ろしい事に21億の借金を背負う事になってたの。
ツボが開くまでの思案の中で西洞院さん、「21億……出せない事もない……か？」って考えてたの。
ねえ教えて、どうしたらそんな億単位のお金を払えるの？？
教えて～アルムのモミの木よ～♪
しかもふたを開けてみれば夢子ちゃん負けちゃったし！
3億借金しちゃったし！
でも全然平気な顔してるし！
でね、もう既に3人がギャンブルに勝つためにイカサマしてるってわけ。
もう学園では「勝てばOK」の考え辞めて？清く正しく美しくが校則で良いじゃん(笑)
ただイカサマをばっさばっさ切ってぎゃふんと言わせていく夢子ちゃんは見ていて爽快でした！
アニメもやるみたいだし、続きの巻も読んでみようかな♪
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