こんにちは、伊藤あずき(@Azuki_028)です。
切ないお話、感動のお話など、ブログでも度々取り上げている、金田一少年の事件簿○○シリーズ。
今回は、金田一少年の事件簿の中で、一番悲しい事件は一体どれであろうか?
という観点からお話をまとめてみました。
ただし、正直金田一少年の事件簿には、悲しくないお話なんていうのは皆無です。
なので、まとめるのに大変苦労しました。
一番がどうしても決められなかったので、一番悲しい事件だと思った5作品をまとめてご紹介します!
事件についてのネタバレありです。
異人館村殺人事件
もうこれは金田一少年の事件簿の中でも神作にノミネートされるであろうお話です。
他のブログ記事ですでに書いているので割愛させていただきますが、母親の復讐のために、自分が愛した女を手にかけるというね…。
六星さんは直接的な被害者ではなかったのに、幼いころから母親に復讐をすり込まれて育てられてしまったのも悲しい。
そして、父親の手でとどめを刺されるというね。
もう涙なしには語れない、伝説の事件簿だと思います。
首吊り学園殺人事件
首吊り学園とあだ名されるほどの厳しい予備校四ノ倉学園で起こった殺人事件。
この事件の犯人である講師の浅野先生は、ぎりっぎりまで一ちゃんをミスリードに追い込む凄腕犯罪者。
高遠さんもびっくりです。
巧妙に張り巡らされたトリックも素晴らしく、それだけでもおすすめ作品にあたりますが、事件を起こすきっかけが悲しすぎるんです。
いじめが原因で高校に通えなくなり、大学受験のために四ノ倉学園に通っていた絵の得意な水町少年。
浅野先生と水町少年は深く愛し合うようになりますが、四ノ倉学園でも古谷達のいじめのターゲットにされていた水町君は、なんと首吊りごっこをさせられて殺されてしまいました。
浅野先生は恋人の死(当初は自殺だと思っていた)に深くショックを受けていましたが、ひょんなことから水町君の死の真相を知り、更なる地獄に叩き落されます。
最後の最後で水町君の想いを知ることができて良かったですが、二重のショックは悲しすぎました。
怪盗紳士の殺人
コナンでは怪盗キッドが有名ですが、探偵ものに怪盗はつきもの。
金田一少年の事件簿では、怪盗紳士が現れます。
ただし、今回は怪盗紳士の名を借りた、別の人物が犯人です。
無名の絵描きだった父親の作品を騙して、自分の作品として発表したばかりか、それがばれると容赦なく廃人にしてしまった男(と共犯の女)への復讐で、自ら殺人者となってしまったさくら。
金田一の事が好きだったのに、それでも殺人を犯してしまった自分は許されない。
お父さんとの思い出のラベンダー畑には二度と帰れないと、そう言って自らの命を絶ちます。
死ぬ寸前に金田一への想いを伝えて、「今さらこんな事言うなんて、本当バカよね」と…
本当にバカですよ。
何で死んじゃうんだよ。
だけど多分、本当の本当の父親は絵描きのお父さんじゃなくて、執事の小宮山さんだったかもしれない衝撃的な展開もすごかったです!
雪影村殺人事件
雪影村殺人事件は、金田一少年の事件簿の中でも少々異色なお話です。
雪がメインとなっているせいか、全体的に儚い印象が強く、何だか現実にあった話なのか夢だったのか…それすら曖昧に思えるほどです。
母親の友人が住む雪影村に、中学の頃2週間滞在して地元の友達が出来た金田一少年は、その内の一人の訃報を知らされ、再び雪影村を訪れます。
中学の頃はのびのびと自由だった友人たちも、高校二年生になってどことなく夢と現実の折り合いをつけ始めていて、事件が始まる前からすでに少し物悲しいです。
ちょっとしたヤキモチからついた嘘が、友達を自殺に追い込んでしまう。
恋人の苦しみを分かってやれなかった自分が許せなかった島津くん。
金田一に犯行を見破られたあと、自らの命を絶とうとしますが、居合わせた元バッテリーの立石に阻止されます。
立石は今回の事件の犯人を、薄々島津君だと勘づいていました。
しかし、「ずっとバッテリーを組んでいた島津が犯人だなんて、信じたくなかった」と泣きながら告げます。
もういろんな意味で儚くて悲しかったですね。
狐火流し殺人事件
この事件に関しては既に「漫画【金田一少年】どうしてこうなった!悲しいすれ違い事件10選」にて詳しく語っているため割愛させていただきますが、金田一が昔の友人に会いにいくと必ず切なくて悲しい事件が起こることが証明されましたね。
こちらも少しの勘違いが悲しい事件を引き起こしてしまったのが悔やまれます。
まとめ
今回は、金田一少年の事件簿の中でも特に胸にグッとくる、涙なしには語れない悲しい事件を5つご紹介しました。
本当は他にもリストに入れたいお話が色々あるんですが、とにかく「悲しさ」にピントを絞って今回のリストを作ってみました。
よかったらぜひ読んでみて下さいね!
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